CASE4
帰路につく生徒たちと、部活動に励む生徒たちの声が
入り混じる放課後、俺は一人、トイレで用を足していた。すると
スタスタスタ……
入り口のほうから足音が聞こえてくる。誰かと思い振り向いた瞬間
「!?」
俺は目を疑った。
なぜならその足音の正体が女生徒だったからだ。
呆然と見つめる俺を気に留めることもなく、彼女は涼しい顔で俺の前を通り過ぎた。
そして一番奥の個室に入り、カギを閉めた。
―――何かのドッキリか?
俺はトイレを見回し、カメラを探す。しかし何も見つからなかった。
ただ、彼女には見覚えがあった。
クールな顔立ちとメガネ、白いヘアバンド、いつも図書室の受付にいる女生徒。
3−Dの大森みのりである。
なぜ彼女が男子トイレに入ってきたのか?
@女子トイレが故障→隣の女子トイレからは会話が聞こえるので却下
A切羽詰まっていた→彼女にそういった様子は見当たらなかったので却下
B……
などと色々考えているうちに個室の中からモソモソと下着を下ろしている
音が聞こえてきた。そして…
シャァァァァ………
彼女は放尿を始めた。
意外にも彼女は水を流さなかったので、その音がトイレに響き渡った。
―――やば、勃ってきた……
個室の中で彼女が白いお尻をさらけ出して放尿している姿が頭に浮かび、
不覚にも俺のジュニアは勃ってしまった。
ちょぽぽぽぽぽ………
勢いが弱まり、彼女の放尿が終わる。
ペーパーを巻き取る音や、下着を上げる音が聞こえた後、
水を流して彼女は個室から出てきた。
そして彼女はまた、俺を気に留めることもなく手を洗い、トイレから出て行った。
一人取り残された俺は、先ほどまで彼女が入っていた個室に入り、
彼女の残り香を噛み締めながら、抜いた。
おまけ
「先輩、なにやってるんですか!」
「その声は朝比奈さんね、トイレに行ってただけよ」
「トイレって……アレを見てください」(トイレの入り口のマークを指差す)
「……??」(近くまで寄ってじっと見つめる)
「……もしかして、またメガネ壊れたんですか?」
「………」(赤面しながらコクンと頷く)